はじめての精油の選び方

アロマやってみたいなと思うけど、

精油の種類が多すぎてどれを選べばいいかわからないんだよね・・・

miyu

たしかにこれからやってみたい方にとっては

自分や、介護現場や高齢の親に使ってみたいとき、

選択肢があり迷ってしまいますよね・・・


介護の現場やご家庭で使う場合は、「安全でやさしい香り」を選ぶことが大切です。
この記事では、初めての方でも安心して精油を選べるポイントを紹介します。

2. 精油を選ぶ前に知っておきたいこと

適さない精油もあるということ

例えば、自分が妊娠をしているときに、利用者さんにアロマトリートメントをしてあげるときには、注意が必要です。精油には、月経を促したり、出産を促したりする精油があったりします。

利用者さんにとっては有意義な精油でも自分にとっては適さないこともありますので、精油の選択には十分注意が必要ですが、ここでは、なるべく比較的安心な精油をお伝えしていきます。

高齢者に適した精油とは?

高齢になってくると、嗅覚の低下によって匂いを感じ取る機能が下がってしまい、香りを感じることが難しくなってくるのはご承知だと思います。そんな中、香りでリラックスや気分のサポートをすることは難しい面もありますが、こちら側の接し方によったり、嗅覚トレーニングをすることで、結果リラックスを体感することは可能になってきます。

そして、高齢になると嗅覚だけでなはく、様々な機能の低下が現れ、お肌も敏感になったりしますので、なるべく刺激が少なくアレルギーリスクが低いものを選んでいくことが大切です。

使う目的を決める

リラックスや睡眠改善、気分転換や認知症ケア

食欲や消化のサポートなど目的によって選ぶこともアロマセラピーの1つですので、最初は数本選び使っていきながら、少しずつ本数を揃えていくことで、利用者様にもご家族にも自分たちのケアとして活用できますので、愉しみながら増やしていってくださいね。

注意点

  • 精油をお肌に塗布してアロマトリートメントをするときには、必ずキャリアオイル(アロマ用の植物油)で希釈してから使います。
  • お肌が荒れていたり、炎症が起きているなどトラブルが有るときは使用を控えます。
  • 服用しているお薬との相互作用に注意が必要です。
  • 呼吸器が弱い方には直接吸入は避けますしょう

3. 初めてにおすすめの精油

精油効果注意点
ラベンダーリラックス、睡眠改善刺激が少なく初心者向け
オレンジスイート気分を明るく、食欲不振にも早めに使い切りましょう
ベルガモットストレス緩和、気持ちが落ちているとき光毒性があるためお肌への塗布は夕方以降
ラヴィンツァラ気分転換、風邪予防刺激が少なく高齢者にも◎

4. 精油を選ぶコツ

精油は香りを嗅いでみないとどんな感じかわからないですし、人によって好き嫌いもあります。そして、体調によっても好みが変わります。特に女性は女性ホルモンの関係で好みが変わってきます

アロマショップに行くと店員さんが精油の選択の相談をしてくれたり、また、ネットでも数種類香りを試せるキットなどもありますのでどれが好みか試してみてもいいですね。

(香りチャートみたいのものを販売できたらと思います!)

嗅いでみたいな、試してみたいなと思った精油は1滴紙やティッシュに1滴垂らして嗅いでみます。
このとき、瓶ごと直接嗅がないことが大切です。そして、何十種類も嗅がないこと。数本ずつ試してみましょう。

瓶のラベルなどに原産国や抽出法など100%天然の精油を選びましょう。

精油は小さめのものから試して購入してみるとよいかなと思います。

5. 精油の保存方法

  • 冷蔵庫や冷暗所で保管します
  • 開封後は半年〜1年以内に使い切る(精油によって異なります)
  • 高温多湿や直射日光は避ける
  • キャップはすぐに閉める

6. まとめ

初めての精油選びは、香りの好み使う目的を意識することがポイントです。
まずは少量で試して、少しずつ介護アロマ生活に取り入れてみましょう。
安全に楽しむことで、毎日のケアがもっと心地よくなります。